平成29年 新年のご挨拶|福島県南会津町

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平成29年 新年のご挨拶

町長

 新年あけましておめでとうございます。
 平成29年の年頭にあたり、町民の皆さまに謹んでお祝いとお慶びを申し上げます。
 はじめに、私の政治信条であります「公平、公正、誠実、思いやり」を基本とし、常に初心を忘れることなく、本年も町民の皆さまのために精一杯努力してまいりますことを、ここに改めてお誓い申し上げます。



昨年を振り返って

 さて、昨年を振り返りますと、一昨年9月に発生しました関東・東北豪雨災害からの着実な復旧を最重点施策に掲げ、国や県のご支援をいただきながら復旧作業に取り組み、昨年10月21日には舘岩川・桧沢川改良復旧事業合同起工式が行われるなど、各方面のご協力により着実な復旧が進んでおります。
 本年も町民の皆さまが安心して生活していただけるよう、引き続き早期の復旧を目指して取り組んでまいります。
 また、地域振興の大きな柱であります農業では、南郷トマトの売り上げが、平成6年以来、22年ぶりに販売額10億円を超えたことや、会津高原たていわ農産有限会社が、福島県の農業分野で最も権威がある福島県農業賞(農業経営改善部門)を受賞されるなど、関係者のご努力のたまものと感謝申し上げます。
 今後も本町の基幹産業である第1次産業を振興するため、関係者の皆さまと連携しながら様々な施策に取り組んでまいりたいと考えております。


交通網の整備と地域活性化

 今春は東武鉄道(株)の「特急リバティ会津」が浅草から会津田島駅まで直通運転となります。観光客の増加が見込まれる中で、観光ルートや二次交通の対応と合わせ、観光資源の活用を図った「体験型観光」と組み合わせた独自のメニューを検討し、外国人を含めた観光誘客が図られるよう関係団体と協議を進めてまいります。
 また、南会津地方にとって悲願でもあります会津縦貫南道路の整備促進につきましては、昨年10月27日に下郷田島バイパスの中心杭が設置されたことにより、南会津町までの整備が加速するものと思います。
 会津縦貫南道路は、会津軸を形成する重要な路線で、本町の豊かな自然・文化を生かした産業振興と地域づくりに大きく寄与するものと思いますし、会津若松市の救急医療機関への搬送時間が大幅に短縮されるなど、救命率の向上にもつながることから、早期の開通に向け関係機関に更なる働きかけを行ってまいります。鉄道の利便性の向上に合わせ、基幹道路網が整備されることで、本町はこの数年間で、さらに飛躍する時期を迎えることになります。教育旅行の誘致促進を図り、農家民泊に加えて、豊かな自然を生かした様々な環境学習を取り込んだカリキュラムで将来のリピーターにつなげ、交流人口の増加に向けた取組を進めることで、地域経済の活性化を目指してまいります。さらに、栃木県境の栗生沢地区から那須塩原市を結ぶ県道黒磯田島線につきましても、東北自動車道や東北新幹線へのアクセス向上や交流人口の増加に大きく寄与しますので、早期の整備を関係機関へ強く働きかけてまいります。


人口減少対策

 さて、昨年、多くの町民の方に関わっていただき、町の最上位計画であります、第2次総合振興計画後期基本計画と国のまち・ひと・しごと創生法に基づいて、南会津町まち・ひと・しごと創生総合戦略を策定いたしました。
 総合振興計画では総合的な町の振興方策を、総合戦略では主に人口減少対策を定めており、この計画に定めた施策を着実に実行していくことが、地域の振興を図るうえで非常に重要であると認識しております。
 特に、町の根幹をなす人口減少対策につきまして、少子化対策の原点は結婚と捉え、結婚を望む人が結婚することができるよう支援を進めてまいります。
 その第1段として、昨年7月に7名の方を縁結びサポーターとして委嘱し、独身男女の出会いの機会を本格的にサポートし始めました。福島県も「ふくしま結婚・子育て応援センター」を立ち上げ、様々な結婚支援を開始しましたので、県との連携を深めながら、結婚を希望する方のサポートを強化してまいります。


新庁舎の落成

 平成27年に着工しました役場本庁舎につきましては、住民ワークショップにより、住民の安全・安心な暮らしを支える防災拠点となる庁舎、人にやさしい庁舎などの6つのコンセプトに基づいて建設を進めてまいりましたが、間もなく竣工となり、本年5月の連休明けから新庁舎で業務を開始する予定としております。
 新庁舎は、地元の力を結集し、中心市街地のシンボル的な建築物として、防災拠点としてはもちろんのこと、障がい者の雇用を促進するためのスペースや協働スペースなど、町民の皆さまに親しんでいただける施設を目指していますので、皆さまとともに施設に"魂"を吹き込んでいきたいと思います。


結びに

 本町は合併から12年目を迎え、合併特例による財政優遇措置期間が終了し、激変緩和期間を迎えております。
 町の財政は、依然として地方交付税をはじめとした依存財源の動向に大きく左右される財政構造となっており、効率的かつ計画的な財政運営に努めていかなければなりませんが、住民生活に必要な事業、特に地域経済に活気を取り戻すための、商工業や農業等の分野への支援、雇用対策、町民所得の向上、人口減少対策には迅速果断に対応してまいります。
 また、これまでも努めてまいりましたが、町民の皆さまとの対話の機会を増やし、より多くの皆さまの声を町政に反映させ、皆さまと議会、行政の信頼関係を構築し、安全・安心のまちづくりと地域力の向上を更に推進してまいりますので、ご理解とご協力を賜りますようお願い申し上げます。
 結びに、本年が町民の皆さまにとって、健康で幸多き飛躍の年になりますよう、ますますのご発展をご祈念申し上げ、年頭のごあいさつといたします。
 本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。


南会津町長 大宅宗吉



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