唐倉山|南郷ひめさゆりガイド

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唐倉山

2013年05月20日

登山口から望む唐倉山登山口から望む唐倉山
南会津の山々が眺望できます南会津の山々が眺望できます

唐倉山は標高1175.8mの、岩場のスルリとした会津らしい素朴な山です。
イザナギ・イザナミノミコトが祭られていたと伝えられており、かつては、修験道や多くの参拝者が登った霊山です。
登山道は平成21年度、新たに整備されたため登りやすくなりましたが、中腹から山頂にかけては、急峻で細い尾根づたいを通りますので危険な箇所もあり、慎重な登山が必要です。

「蛍堂」伝説 [唐倉山にまつわる民話]

唐倉山には、鏡岩、裸岩、屏風岩などと呼ばれる岩場があり64本の積み重ねられた石柱連などがありましたが、現在は数十本の脊柱を残し崩れ落ちてしまいました。
昔々ずっとむかし、でいたん坊という大男が、奇岩絶壁の黒岩山より、ひとまたぎして石を運び、一夜にして蛍堂を建てようと計画しました。数人のでいたん坊が石柱をかつぎ、お堂を建てようと精を出していましたが、一人の怠け者のでいたん坊が石柱を運ぶのを嫌がり、岩山の陰でさぼっていました。しばらくして「コケコッコー」と鶏の鳴く真似をしたところ、ほかのでいたん坊は、さあー大変「朝だ。朝になったぞー。」と大騒ぎで、みんな大岩を投げ散らかしたまま帰って行ってしまったそうです。お堂建設も中途半端になり、それから唐倉山には、沢山の石柱が積まれているのだそうです。

登山途中の岩場登山途中の岩場
でいたん坊伝説の石柱でいたん坊伝説の石柱